多くの企業では、経理部門の仕事の進め方は昔から変わっていません。何を変えてよいのか分からないという方が正しい表現なのかもしれません。名南経営では、経理業務のスリム化、経理業務のアウトソーシングをご提案し、御社の経理業務の改善を進めます。
課題
- 経理担当のベテラン社員が退職するので、経理の引き継ぎをスムーズに進めたい。
- 経理担当者の残業が多いので、どうにかして残業を減らしたい。
- 試算表が2ヶ月遅れで出てくる。経営判断に役立てるためにも、もっと早く出てくるようにしたい。
- 誰でも経理業務ができるように標準化したい。
- 経営資源(ヒト、カネ)をコア業務(本業)に集中させたい。
経理業務改善コンサルティングの考え方
経理業務の合理化
業務合理化のポイントは「やめる」「減らす」「短くする」です。御社の経理業務の流れを踏襲しつつ、シンプル、スピーディ、スマイルという3つのポイントに基づき、業務の効率化を目指します。
経理業務アウトソーシング
御社のご希望・ご要望をお聞きし、アウトソース(移管)する業務を選択していただきます。できる限りコストがかからない方法を弊社よりご提案し、スムーズに業務を移管できるよう進めていきます。
経理業務の合理化の手順
Step.1業務の棚卸
御社で行われている業務について、「誰が」「いつ」「何を」「どのような目的で」「いくらで」という視点で棚卸を行います。棚卸した業務は、「業務内容一覧」を作成し、整理します。同時に業務にて利用するシステム、作成する帳票類を確認します。
Step.2業務フローの作成
Step1にて整理した業務の流れを「業務フロー」にまとめます。業務フローでは、仕事の手順を「係」「課」「部」という範囲で関連付けて、周辺の部門まで広げて表現します。
Step.3問題点のまとめと改善の方向性の確認
Step1、Step2により発見された問題点とあるべき姿(改善点)をまとめます。改善案をまとめる際には、改善実行による期待成果も同時にまとめます。
Step.4アクションプランの作成
Step3により整理された課題について、アクションプランを作成します。アクションプランを作成する際は、重要度、緊急度などいくつかの観点を考慮し、優先順位をつけます。
Step.5改善活動の実行
アクションプランをもとに、御社にて取り組む事項、コンサルタントと共に取り組む事項を分けて、改善活動を実施します。
経理業務アウトソーシングの手順
Step.1業務の棚卸
御社で行われている業務について、「誰が」「いつ」「何を」「どのような目的で」「いくらで」という視点で棚卸を行います。棚卸した業務は、「業務内容一覧」を作成し、整理します。同時に業務にて利用するシステム、作成する帳票類を確認します。
Step.2業務フローの作成
Step1にて整理した業務の流れを「業務フロー」にまとめます。業務フローでは、仕事の手順を「係」「課」「部」という範囲で関連付けて、周辺の部門まで広げて表現します。
Step.3業務設計
業務の色分け(御社にて実施する業務と弊社にて実施する業務の区分)を行います。弊社にて実施する業務について業務設計を行い、業務がスムーズに進むかどうかの確認をします。
Step.4業務実施
Step3に基づいて業務を実施します。実施内容について御社へ報告を行い、更に改善できることが見つかれば、改めて改善のご提案をいたします。
名南経営の経理業務改善コンサルティングの特徴
Simple(シンプル)
現在行っている業務について「やめる」「減らす」という視点で不要な業務を徹底的に減らし、業務の流れをシンプルにします。
Speedy(スピーディ)
「やめる」「減らす」に加えて「短くする」という視点で、業務処理時間を極力短くするご提案をいたします。
Smile(スマイル)
Simple、Speedyを実現することで、経理担当者から「転記する」「入力する」といった単純作業から解放します。これらの実現により生まれた時間を付加価値の高い時間にシフトすることで、経理担当者本人のスキルアップ、組織への貢献度アップを目指します。
よくあるご質問
- 経理業務の合理化を考えています。期間と費用の目安を知りたいのですが?
- 現状分析(ステップ1~3)でおよそ3~4か月の期間となります。なお、ステップ4以降については、現状分析の結果を踏まえ別途ご提案をさせていただきます。
- 経理業務のアウトソーシングを考えています。どのように進めていくのでしょうか?
- 現状分析・業務設計(ステップ1~3)でおよそ3~4か月かかります。進め方は「経理業務改善コンサルティングの手順」をご参照ください。なお、その後、経理業務アウトソーシングを導入いただく際は、ステップ1~3までの料金は発生しません。ただし、アウトソーシングを3年以上継続的に導入いただくことが前提となります。